老後の資金

雑学

最近、老後に2000万円の蓄えが必要と、うっかりな数字が財務省から出て大騒ぎになって、麻生大臣がやりだまに。政府は、それを打ち消すのにやっきになっていました。

ワイドショーでは、「老後の為に2000万円も貯めないと~」と政府批判の社会主義的なコメントで煽っています。まあ全国放送で、視聴率取めざす、マクロの視点の番組では仕方がない。

しかし、この世界投資研究会の方針にもとづく視点は、先週のメルマガでも話したようにミクロです。視点は、全体の平均必要額ではなく、自分の生活の質を維持する為にいったい幾ら必要かです。自分の事を考えてみて下さい。

「2000万円で足りるわけないでしょう」と思いませんか?

老後、東京に住んで、趣味のスポーツ、旅行を楽しんで、月いくらかかると思います。病気をした場合の貯金、また、介護施設に入った場合の料金、家族や孫達への資金、そんなもの誰でも計算できそうなものです。今の自分の生活の質を維持しながら老後を日本で生活するのであれば多分1億は必要。それも日本が破たんしないと仮定しての話。

多分将来この国で起こることは、「皆で痛みを分かち合いましょう」です。年金どころか、貯金や財産も取り上げられる。そうなる前に海外で資金を守っておく必要があると思いませんか?もちろん、財務省は薦めないと思いますが。 

雑学
この記事をシェアする
世界投資研究会|world investment research and study group